センターポイント・ディベロップメント(CPD)は10月31日、大和ハウス工業が2020年4月に静岡県富士市に竣工させた物流施設「DPL新富士II」を対象資産とした私募ファンドを組成したと発表した。
CPDでは、外部取得不動産を裏付けとした私募ファンドをすでに2件組成しており、今回の組成によりファンド規模は総額300億円超となる。
外部取得不動産を裏付けとした私募ファンドは、各エリアでの希少性が高く一定以上のスペックが確保され、リースアップ途上である資産を対象に、CPDが開発ファンドで蓄積したリーシングネットワークを活用することで収益性や資産価値を高める投資手法。
CPDは、全国の物流施設15物件を開発・運用中の産業アセット特化型の不動産アセットマネジメント会社で、これまで新築物件の開発だけではなく、工場から物流施設へのコンバージョンや既存築古物件のリノベーションにも取り組んできたが、現在は収益不動産の取得にも注力している。
「DPL新富士II」は東京~名古屋の物流の大動脈である新東名高速の中間に位置する「新富士IC」至近の施設であり、CPDの戦略的な物流拠点として新たに取得を決定した。
■物件概要
施設名:「DPL新富士II」
所在地:静岡県富士市厚原1699-1
敷地面積:約4万4161.87m2
延床面積:約9万9202.78m2
構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
竣工:2020年4月
CPD/9月3日「CPD中部圏物流セミナー」名古屋駅で初開催
