Hacobuは10月31日、物流領域でAI活用を推進するサービス「MOVO AI Lab(ムーボ・エーアイ ラボ)」にて、新サービス「物流法AI先生」の提供を開始した。
「物流法AI先生」は、物流効率化法、貨物自動車運送事業法、取引適正化推進法(下請法)など、改正を含む法令に関する質問に、生成AIを活用して、チャット形式で回答するサービス。法令対応の迅速化と、現場の生産性向上を支援する狙いだ。
同サービスは、質問を入力すると、チャット形式で回答を得られるもので、キーワードだけでなく自然言語による法令検索が可能。日常会話のような質問文から、関連法令や条文、ガイドラインなどを自動で抽出する。
国土交通省、経済産業省、厚生労働省などの公的機関がウェブ上で公開している情報だけではなく、Hacobuがこれまで蓄積してきた内容をAIの参照情報として活用することで、一般的な生成AIと比較し、物流に関連する法令に特化した、信頼性の高い回答を実現できるという。
情報を提示する際には、出典を明らかにするため、国土交通省、経済産業省、厚生労働省などの公的機関がウェブ上で公開している情報へのリンクを示すようになっている。AIにありがちな誤情報の表示を防止するシステム設計だ。
なお、企業ごとにデータを分離しているため、利用企業のデータが生成AIの学習に利用されることはないとしている。
また、免責事項として、あくまでも同サービスは情報提供を目的としたものである点を強調しており、法的な判断や紛争性のある相談は、必ず専門家や関係省庁に確認を取るよう促している。
Hacobu/トラック予約システムのヘルプにAIを導入、記事検索が容易に
 
									 
										 
		 
					 
		 
		 
		 
		

 
					 
		 
		 
		 
		 
								 
								 
								