商船三井は10月22日、International Windship Association (以下「IWSA」)が英国ロンドンで開催したWind Propulsion Receptionを通じ、国際海事機関(International Maritime Organization、「IMO」)へ、世界初のウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)搭載船である石炭輸送船「松風丸」のモデルシップを寄贈した。
同社は、ウインドチャレンジャーをはじめとする風力推進技術を積極的に導入し、燃料の多様化や運航効率化と組み合わせて、2050年ネットゼロ・エミッションという海運業界共通の目標達成に貢献していく。また、IMO等の国際機関での議論に積極的に参画することで、業界全体での機運醸成のための働きかけも行っていくとしている。

