商船三井は2月18日、昨年に続きフィリピンのMagsaysay Maritime Corporation(MMC)と共同で運営している商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy Inc.」(MMMA)の第2回卒業式典をマニラ郊外ダスマリニャス市の同校内で開催した。
<卒業生宣誓の様子(左)卒業生にスピーチをする田中副社長(右)>
式典はマニー・パッキャオ元上院議員や、遠藤駐フィリピン日本国特命全権大使ら多数の来賓を迎え、MMCの持株会社である「A. Magsaysay, Inc.」のドリス・マグサイサイ・ホーCEO兼社長、商船三井田中副社長や関係者など約530名が出席する中で開催され、乗船訓練を含む全てのカリキュラムを修了した第2期生等の門出を祝った。
田中副社長は祝辞の中で学校関係者や卒業生の家族に対し、第2期生が卒業を迎えるまでの尽力に深く感謝するとともに、卒業生に対しては、「在学中に得た知識と経験を最大限発揮し活躍してほしい。また、安全運航を追求することで、貨物の安全確保に留まらず、世界中の人々の暮らしや環境を守り、世界の
発展に貢献していってほしい」というメッセージを伝えた。
なお、田中副社長は、本学および全ての関係者の更なる成長と発展、自然環境の保全を祈念して、学内敷地でマンゴーの木を植樹した。
今後、卒業生のうち約半数が、海技資格を取得した後、三等航海士/三等機関士として同社グループの運航船に乗務し、船長・機関長を目指しながらグローバルで活躍していくことになる。
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