センコーは11月21日、マーキュリアインベストメントが設立した「マーキュリア・サプライチェーンファンド投資事業有限責任組合への出資契約を締結した。
同ファンドは、物流・サプライチェーン領域の課題解決に資する革新的な技術やビジネスモデルを有するスタートアップ企業を投資対象としている。
持続可能な物流に向けてセンコーでは、ファンドへの参画を通じて、革新的な技術や事業モデルを持つ企業との連携により、新たな物流サービスの創出やDX化の推進、オープンイノベーションの促進に取り組む考えだ。
倉庫ロボットや自動運転技術、AIによる需要予測などの先端テクノロジーの活用を視野に入れ、物流課題解決と事業拡大を図っていくとしている。
■ファンド概要
名称:マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合(MSCF)
組成日:2024年4月26日
ファンド規模:30~50億円(目標)
運用期間:10年間
無限責任組合員:マーキュリアインベストメント
有限責任組合員:日本政策投資銀行、山九、三菱倉庫、JA三井リース、バイタルケーエスケー・ホールディングス、苫小牧埠頭、栗林商船、マーキュリアホールディングス、センコー(2025年11月25日時点)