コウショウ物流と、ソフトバンクとTrusty Cars Pte. Ltd.(CARRO)の合弁会社であるCARRO JAPANは、ドライバーの意識改革と行動変容を促す新たな取り組みとして「安全運転コンテスト」を、12月上旬から来年3月31日まで共同開催する。
CARRO JAPANは、独自のAI技術を活用した車両データの収集・分析や運行状況の可視化を通じて、企業の車両管理や運行の最適化を支援するテック企業。
コウショウ物流は、全国8拠点と約600名のドライバーによる配送ネットワークを構築し、独自の育成・品質管理体制による運送事業を展開している。
コンテストは、コウショウ物流のドライバーを対象に、CARRO JAPANが日々の走行データを活用し、AIでドライバーの安全運転やエコドライブを定量的に評価し、優秀ドライバーを表彰するというもの。
データドリブンな安全評価により運転の「質」を可視化するとともに従来、手作業で行っていた安全運転管理業務の省力化を実現。ドライバーのモチベーションや配送品質向上にもつながるのが特長。EV・低燃費車両を含む次世代車両のデータを活用することで、安全性・生産性・環境性を兼ね備えた軽貨物運送のモデルケースを構築する狙いもある。
コンテストを通じて得られたデータや知見は、他拠点やパートナー企業への展開を見据えた継続的な安全運転教育プログラムへ発展させていく予定だという。
Nauto Japan/「すべての業務車両に、AI革命」、NautoがテレビCM
