日通商事は3月2日、現地法人の日通商事タイランドとAZLタイランドが、協業によりタイ国チョンブリ県ロジャナ・レムチャバン工業団地内に、「日通商事タイランド ロジャナ ロジスティクスセンター(RLC)」を建設し、1月末に竣工したと発表した。
AZLタイランドが施設管理、日通商事タイランドが運営管理を行う。
日通商事タイランドは、アユタヤ県本社とチョンブリ県ピントンLSセンターに2つの自社倉庫を保有しているが、チョンブリ県での業容拡大から多くの倉庫を賃借していたため、更なる業容拡大を目指し、新センターを建設することとした。建設地であるロジャナ・レムチャバン工業団地は、タイ最大の貿易港であるレムチャバン港から約10㎞の近接地であり、物流の拠点として今後一層の発展が期待されている。
新センターは、敷地面積6万4725.6m2、事務所を含む延床面積は3万6821.96m2(高床倉庫・事務所2万9640.66m2、低床倉庫4734m2、低床事務所・食堂他2447.3m2)、庇下は1万2075m2であり、低床倉庫には20tクレーン2基、5tクレーン2基、2.8tクレーン1基を設置し、大型設備梱包にも対応できるようになっている。
両社は、アジア地区における多種多様なニーズに応えるため、今後も作業品質を高め、事業を展開していくとしている。
■施設概要
新社名:Nittsu Shoji (Thailand) Co., Ltd. Rojana Logistics Center
住所:Rojana (Laemchabang) Industrial Estate, No. 998, Moo 3, Tambol Takhiantia,Amphur Bang-lamung, Chonburi province 20150 Thailand.
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増