国土交通省は5月20日、「働きやすい職場認証制度」の審査が完了し、制度の実施団体である日本海事協会のホームページにおいて認証事業者が公表されたと発表した。
初の公表では、トラック1718社、バス172社、タクシー658社の合計2548社が認証となった。
この「働きやすい職場認証制度」は、自動車運送事業者による働き方改革の取組(職場環境の改善努力)を「見える化」したもので、昨年7月21日から9月21日までに応募があったものの中から選考されたもの。
認証の審査要件は、法令遵守等、労働時間・休日、心身の健康、安心・安定、多様な人材の確保・育成の5分野について、基本的な取組要件を満たせば、認証を取得可能。
この制度を通じ、職場環境改善に向けた各事業者の取組みを「見える化」 することで、求職者のイメージ刷新を図り、運転者への就職を促す。併せて、更なる改善の取組みを促すことで、より働きやすい労働環境の実現や安定的な人材の確保が期待できる、としている。
今後、第2回目の募集を2021年7月21日から9月21日の間に行う予定で、認証事業者の公表は2022年2月21日の予定。
■運転者職場環境良好度認証制度 認証事業者一覧
https://portal.untenshashokuba.jp/search/