IHIは2月28日、横浜市金沢区昭和町の所有地7万1940m2で、最先端物流施設の建設・賃貸事業を行うと発表した。
同事業は野村不動産と共同で実施する計画で、プロジェクト開始にあたり同社へ用地を売却する。
用地の売却はプロジェクトの進捗にあわせて、2022年3月と2023年3月の2度に分けて実施する予定。2度の売却で合計99億円の利益が発生する見通し。
同用地は完全子会社だった旧IHI建機の工場跡地で、2016年11月に同社を加藤製作所へ売却した後、遊休資産として保有していた。今回、「有効活用を図るとともに、成長が続く物流分野の社会的要請に応える」ため、同地を用いた最先端物流施設の建設・賃貸事業の実施を決定した。