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日鉄興和/東西でシリーズ第9・10弾の物流施設を相次ぎ着工

2023年02月02日/物流施設

日鉄興和不動産は2月2日、大阪府門真市で「(仮称)LOGIFRONT門真」を、神奈川県厚木市で「(仮称)LOGIFRONT厚木」を、それぞれ着工したと発表した。両施設は、物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズで第9・10弾となる物件。

<「(仮称)LOGIFRONT門真」完成予想図>
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<位置図>
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LOGIFRONT門真は、大阪市中心街から10km圏内、第二京阪道路「門真IC」から1.0kmに位置。人口が集積する寝屋川市・枚方市等に近く、名古屋方面にもアクセスが可能な広域集配送拠点として開発する。

門真JCTから近畿自動車道で南北へ、さらには守口JCTや東大阪JCTを経由して四方へ展開でき、背後に大型消費地を抱える地域配送・近郊都市間輸送であると同時に、隣接住宅エリアからの雇用者確保も期待できる環境だ。

建屋は、縦長の敷地形状にトラックバース19台、トラック待機場6台を備えた地上4階建てBOX型。ピロティ車路を兼ねた片面バースとして、荷主や転貸に対応できる二分割可能な汎用性のある計画とし、荷物用エレベーターや垂直搬送機をそれぞれ2機標準装備することで、上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保する。

また、制振タイプの座屈拘束ブレースを用いた制振構造とすることで、入居テナントのBCP対応にも配慮するほか、倉庫空調機器等の設置やビッグファン等、入居テナントの要望に寄り添った最適な施設としてカスタマイズ。環境対策としては、全館LED照明やセンサー照明の採用等、環境や省エネルギーに配慮した設備計画としている。

■「(仮称)LOGIFRONT門真」計画概要
所在地:大阪府門真市三ツ島5-723(地番)外8筆
交通:第二京阪道路「第二京阪門真IC」1.0km
敷地面積:7828m2(2368坪)
延床面積:1万7482m2(5288坪)
構造・階数:S造・地上4階建・BOX型
設計・施工:日鉄エンジニアリング
監修:フクダ・アンド・パートナーズ
着工:2023年2月
竣工:2023年12月末(予定)

<「(仮称)LOGIFRONT厚木」完成予想図>
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<位置図>
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LOGIFRONT厚木は、神奈川県厚木市・愛甲郡愛川町に跨る「神奈川県内陸工業団地」のほぼ中央部に位置。同団地は中津原台地に広がる工業集積地で、堅固な地盤を有し、洪水・浸水の可能性が低い立地環境を有している。

交通面では、圏央道「相模原愛川IC」から2.8kmに位置し、バス利用で小田急線「本厚木駅」や相鉄線等の「海老名駅」へアクセス可能なため、地域配送や雇用面でも優位性を持つ。

建屋は、南東角地の整形敷地にトラックバース12台、トラック待機場15台を備えた地上5階建てBOX型。11mの柱スパンを基本とし、1~4階はブレースを配置しない庫内レイアウトに有効な平面計画としており、荷物用エレベーターや垂直搬送機をそれぞれ2機標準装備し、建物南北に配置することで、2テナントや転貸にも対応可能な汎用性を確保する。

内部共用部には、2~5階にパントリーと休憩室(または喫煙室)を配置し、従業員の利便性・快適性に配慮するとともに、通勤者や自転車、乗用車と貨物車両の出入口を分けることで安全性にも配慮した施設計画としている。

■「(仮称)LOGIFRONT厚木」計画概要
所在地:神奈川県厚木市上依知字上ノ原3025(地番)
交通:圏央道「相模原愛川IC」2.8km
敷地面積:9909m2(2997坪)
延床面積:2万256m2(6127坪)
構造・階数:S造一部RC造・地上5階建・BOX型
設計・施工:大末建設
監修:フクダ・アンド・パートナーズ
着工:2023年2月
竣工:2024年3月末(予定)

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