佐川グローバルロジスティクスは2月20日、同社やグループ会社の従業員が参加する「第11回フォークリフト運転技能コンテスト」を、同月14日に開催したと発表した。
5年ぶり11回目の開催となった今大会は、東京都大田区の東京流通センターB棟3階にあるテイケイグループの物流技能センターで開催。
全国10エリアから選抜された19名とグループ会社からの2名の計21名のフォークリフトオペレーターが参加し、学科および実技試験でフォークリフトの運転に関する専門知識の習得度合いや、操作技術を競った。
学科試験では、関係法令、走行に関する装置の構造・取り扱い方法、荷役に関する装置の構造・取り扱い方法、運転に必要な力学などを問う筆記試験を実施。
また、実技試験では、制限時間内に点検整備を迅速かつ正確に遂行する力や不良箇所を見いだす力を競う「始業開始前点検競技」と、安全運転基本要領の遵守や高品質な荷積みの取り扱いを競う「荷役操作競技」の 2 種目を実施。
両試験の結果、優勝者に関西エリアの舞洲SRCに所属する堤 一紘さんが選ばれた。
佐川グローバルロジスティクスでは、フォークリフトオペレーターの安全意識と運転技術・点検技術の向上を目的に、フォークリフト運転技能コンテストを開催し、フォークリフトオペレーターの技術力アップと危険運転の抑止に取り組んでいるほか、グループ会社へ従業員を講師として派遣し、技能講習を行っている。