王子ホールディングス傘下の王子マテリアは6月20日、段ボール原紙の全銘柄で価格修正を行うと発表した。10月1日出荷分から10%以上値上げとなる。
段ボール原紙の生産を取り巻く環境は、世界情勢の変動による原燃料価格の高止まりや諸資材の上昇に加え、薬品価格や物流費の高騰、人件費の増加など、厳しい状況が続いている。
企業努力によるコストダウンでは吸収しきれず、値上げとなった。これに伴い、王子コンテナーも10月1日納品分から段ボール製品の値上げを実施する。
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