バンダイロジパルは12月3日、シモジマと丸紅フォレストリンクスと共に、使用済み段ボールを回収し再資源化を行う「サーキュラーエコノミー(循環型経済)モデル」を開始したと発表した。
取り組みは、バンダイロジパルの拠点で排出された使用済み段ボールをリサイクルし、梱包(こんぽう)用段ボールとして再利用するというもの。自社で使用済みとなったものを素材として再利用し、同じ用途の自社製品に循環させる「クローズドリサイクル」の方式をとっている。
丸紅グループの丸紅フォレストリンクスと興亜工業が使用済み段ボールの回収、再生紙の生産・供給を行い、シモジマが梱包用段ボールの製品化を行う。
この取り組みで生まれた段ボールは、バンダイナムコグループ公式通販サイト「PREMIUM BANDAI(プレミアム バンダイ)」で提供が開始されている。また、バンダイナムコグループ各社で使用している紙袋も、同スキームで生産された製品に順次変更するという。
バンダイロジパル、シモジマ、丸紅フォレストリンクスは、今後も互いのシナジーをいかし消費者の循環型社会への関心を促すと共に、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
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