NIPPON EXPRESSホールディングスが8月8日に発表した2025年12月期第2四半期（中間期）決算によると、売上高1兆2719億8900万円（前年同期比1.8％増）、営業利益287億9000万円（50.7％減）、税引前利益214億6500万円（2.4％増）、親会社に帰属する当期利益86億400万円（24.2％減）となった。
ロジスティクス分野の地域別業績は、日本が航空貨物、海運貨物の取り扱いが増加したことに加え、料金改定の効果により、売上高は6259億円（2.2％増）、営業利益は192億円（23.8％増）。
米州は、自動車配送における前年スポット需要の反動減の影響により、売上高692億円（11.7％減）、営業利益は34億円（29.9％増）。
欧州は、航空貨物の取り扱いが鉄鋼関連を中心に増加したことに加え、Simon Hegele社グループを新たに連結の範囲に含めたことにより、売上高2497億円（5.2％増）、営業利益は36億円（27.0％減）。
東アジアは、海運貨物の取り扱いがアパレル、生活家具関連を中心に減少し、売上高806億円（1.4％減）となったが、事業再編・機能統合によるコスト削減効果もあり、営業利益は27億円（97.9％増）。
南アジア・オセアニアは、海運貨物の取り扱いが自動車やアパレル関連を中心に増加し、売上高738億円（2.0％増）となったが、販売単価の下落の影響や各種コスト増の影響により、営業利益は19億円（3.2％減）。
通期は、売上高2兆6000億円（0.9％増）、営業利益700億円（42.6％増）、税引前利益600億円（15.6％増）、親会社に帰属する当期利益400億円（26.1％増）を見込んでいる。
NXHD 決算／1～3月の売上高4.5％増、営業利益234.0％増
