三井不動産レジデンシャルとフルタイムシステム、PacPortの3社は10月20日、宅配事業者の配達効率化とマンション居住者の利便性向上を目指した、新たなDXロッカーシステムを共同開発したと発表した。
＜DXロッカーシステムによる配送イメージ＞
同システムは、マンション共用部の宅配ロッカーと居住者の住戸前宅配ボックスをクラウドで連携し一元管理することで、双方の空き情報をリアルタイムで把握し、状況に応じて配達先を自動で案内する仕組み。
システムを導入することで、より多くの入居者へスムーズな荷物の受渡しを実現。居住者の利便性向上と再配達削減により、物流業界が抱える人手不足や環境負荷の低減を後押しするという。
第一号案件としてこのほど、三井不動産レジデンシャルが開発し2025年5月に竣工した「パークコート北青山」へ初めて導入した。今後も導入効果を検証しつつ、同社の新築マンションへ順次導入を図る計画だ。
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