日本製紙グループの日本東海インダストリアルペーパーサプライは2026年1月1日出荷分から、クラフト紙の価格改定を行うと発表した。
対象となる品種は、「重袋用両更クラフト紙」および「一般両更クラフト紙」で、値上げ幅は現行価格の10%以上となる。
原燃料や諸資材価格の高止まりに加え、設備維持や環境対応費用の増加、さらに物流費や人材確保に伴う人件費上昇が起こる中、日本製紙、新東海製紙、日本東海インダストリアルペーパーサプライはコストダウンを進めてきたが、自助努力では収益確保が難しいことから、価格改定に至ったとしている。
北越コーポレーション/白板紙10月から10%以上値上げ、物流経費増などで