丸全昭和運輸が11月10日に発表した2026年3月期第2四半期決算によると、売上高722億3900万円(前年同期比1.4%増)、営業利益75億1800万円(9.3%増)、経常利益81億700万円(9.9%増)、親会社に帰属する当期純利益59億8000万円(1.5%増)となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は627億4700万円(1.4%増)、営業利益は64億8100万円(10.4%増)となった。
このうち、貨物自動車運送事業については、関東地区では、精密機器や住宅資材の取扱い減少があったが、酒類や穀物の取扱い増加があった。中部地区では、工場構内設備の取扱い増加があった。関西地区では、電力機器関連の取扱い増加があり、貨物自動車運送事業全体では、増収となった。
倉庫業については、関東地区では、日用雑貨や化成品の取扱い減少があったが、IT機器や穀物、発電用原料の取扱い増加があった。中部地区では、住宅設備機器の取扱い減少があった。関西地区では、日用雑貨の取扱い減少があったが、合成樹脂の取扱い増加があり、倉庫業全体では、増収となった。
鉄道利用運送事業については、取扱い量の減少があり、若干の減収となった。
丸全昭和運輸 決算/3月期の売上高3.1%増、営業利益10.9%増