T2は12月10日、2027年度からのレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービス開始に向けて、神戸市の山陽自動車道・神戸西ICに近接する土地を活用し、高速道路での無人運転と、ICと顧客の各物流拠点を結ぶ一般道での有人運転を切り替える拠点(切替拠点)を関西で初めて設置すると発表した。
2025年11月着工、2026年2月の完成を目指しており、神奈川県綾瀬市に建設中の切替拠点と併せて、自動運転トラックによる関東ー関西間の幹線輸送体制を確立する。
レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスでは、高速道路での無人運転と、ICと顧客の各物流拠点を結ぶ一般道での有人運転を切り替えるためにドライバーがトラックに乗り降りする拠点が必要となることから、神奈川県綾瀬市の東名高速・綾瀬スマートIC付近に、国内で初めてとなる切替拠点を2025年11月に着工した。
関西の切替拠点は、綾瀬スマートICから自動運転レベル2走破に成功した神戸市にある神戸西ICに近接する土地に設置される。
拠点設置後には、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始に向けて神戸市と連携を強化し、切替拠点と神戸西ICの出入口を結ぶ数百メートルの一般道を自動走行できるよう実証を行う計画。
■関西の「切替拠点」概要
着工:2025年11月
完成:2026年2月(予定)
所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘
総面積:約1800m2
用途:レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開始に向けて自動運転トラックの無人/有人運転を切り替えるためのドライバーのトラックへの乗り降りおよび当該オペレーションを検証するための実証など
T2/神奈川県綾瀬市に自動運転トラックの「無人」「有人」切替拠点を設置へ


