越境ECの支援事業を行うスターフィールドは12月16日、生成AIを活用した越境ECマネジメントシステム「Bynd」(バインド)の提供を開始した。
Byndは、日本語で運営されているあらゆるECサイトの商品データを、Shopeeをはじめとする海外モールへ自動連携し、一元管理するシステム。生成AIが翻訳やカテゴリ設定、顧客対応を代行することで、専門知識や語学力がなくてもスムーズな越境EC展開が可能となる。
具体的には自社ECサイトの商品情報をAIが各国のモールに合わせて最適化するほか、台湾やシンガポール、タイなど多言語翻訳にも対応する。また配送伝票を自動で生成し、伝票番号の通知までシステム内で完結するため、海外物流特有の複雑さを解消する。
スターフィールドは越境ECサイト構築システム「LaunchCart」を2016年から提供し、400社以上が利用している。海外モールの出店、運用代行の支援事業にも注力するなど、越境EC支援事業を展開するなか、さらに越境ECのハードルを下げるためのツールとして、Byndの開発に至った。
今後は、連携可能な海外モールや国内カートシステムの拡充に加え、単品リピート通販機能、売上最大化のためのAIレポーティング機能などを順次追加する予定だとしている。
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