ダイセーホールディングスは2月9日、グループのダイセー阿波急行がダイリFPCと共同で、木材の保管から輸送まで一体で担う物流拠点として、木造の新倉庫を徳島県徳島市に建設したと発表した。昨年12月から稼働している。
ダイリFPCは木材加工・販売を手掛ける企業で、新たにモルダー製材工場を立ち上げたことから、在庫を保管する倉庫とその輸送体制の強化が必要になったもの。
これまでダイセー阿波急行では、ダイリFPCの木材輸送や倉庫の賃貸を担ってきた。そこで新倉庫をダイセー阿波急行の敷地内に建設し、両社の敷地が隣接する特性を生かして同一エリアで製造・保管・輸送を運用することにした。
新倉庫は保管面積694.22m2で、ダイリFPCの木材会社としての知見を生かし、木造を採用。再生可能資源である木材を活用することで環境負荷の低減につなげ、機能性と経済合理性を兼ね備えた施設とした。
ツーバイフォー工法をベースとした壁工法に、高強度トラス工法を組み合わせ、木造でも十分な強度と耐久性を持たせている。
木造倉庫は気密性が高く、汚れが付きにくい点も特長で、木材の品質を維持するための安定した保管環境を確保しやすい半面、木材は温度や湿度の影響を受けやすいため、カビ対策を徹底しているという。
■施設概要
所在地:徳島県徳島市津田海岸町1125-23
用途:木材倉庫
構造:木造(高強度トラス工法)
保管面積:694.22m2(210坪)

