日本物流団体連合会は2月20日、第1回先進技術活用推進情報交換会を開催した。
情報交換会は、物流業界での課題解決に向け重要性が高まっている先進技術の活用をテーマに、現状や課題などについて会員同士の意見交換や有識者による講演会などを通じて理解を深めることを目的に設置された。
第1回情報交換会では、ワークロイド・ユーザーズ協会の田中 純 理事・筆頭副会長による、「20世紀は人、モノ、カネ、21世紀は人、人、人! ~『真の顧客価値』をもっともボリューミーに提供できるフィールド・市場が既に広がっているのが物流サービスの領域~」と題する講演に続き、小グループに分かれてワークショップが行われた。
講演会で田中 理事・筆頭副会長は、DX化を進めていく以前に「事業モデルの考え方」がより重要であり、まずは自社の顧客に対する「意味的価値 (製品やサービスの機能ではなく本来顧客が求めているもの)」が何であるかを明確に認識して、それを提供し続けるにはどうあるべきかというアプローチが不可欠であると説明。
一例として「ドリルとドリルの穴」の逸話(顧客はドリル自体が欲しいのではなく「穴」を欲している、というマーケティングの基本的な考え方)を用いて国内外の企業の実際の成功事例等に触れながら「意味的価値」を把握することの重要性などについて解説した。
ワークショップでは、「物流サービスを導入・購入する人は実際は何を買っているのか」「それはなぜか」の2点を題材に、参加者同士で活発な意見交換が行われ、最後にグループごとに話し合った内容を発表した。
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