日本郵船は3月30日、海洋地球研究船「みらい」初代船長赤嶺正治(現日本郵船歴史博物館館長代理)が、日本水路協会から水路業務功績者として表彰されたと発表した。
<前列右端が赤嶺正治氏>
今回の受賞は、「みらい」の初代船長として10年以上にわたり乗船し、多岐にわたる高精度の海洋観測に携わり、貴重な観測データ収集に貢献したことが高く評価されたもの。
日本水路協会は、海洋に関する科学的・基礎的資料の整備とその解析および提供、海洋調査・水路測量等の作業の技術水準の向上を目的として設立された公益団体。
水路業績功労者表彰は、同協会が深く関わる海洋調査および水路測量の分野で多年にわたり優秀な技術をもって実務に従事した者、その実務に従事する技術者の養成に寄与した者を表彰するもの。
なお、副賞の賞金は「東北地方太平洋沖地震復興募金」に寄贈した。