東京流通センター(TRC)は3月10日、TRC構内で「自動運転車両見学会」を実施した。
車両見学会には、ピクセルインテリジェンスなどによる自動運転車両が登場。
レベル4(特定区間で人の介在なく自走可能かつ、非常時に自己判断で安全な位置に停車できる自動運転)の自動運転バス「RoboBus」の試乗会が行われ、参加者を乗せてエリアを周回、自動運転の精密性や静音性などをアピールした。
「RoboBus」は、事前に走行場所のデータを組み込むことで自走できる自動運転車両で、3~5km程度の短距離移動サービスとして、アメリカやイタリア、インドなどに納入されている。前後どちらにも走行可能なため、国ごとに異なる通行方向でも転用できるデザインであるほか、コンパクトなサイズであることから都市部のラストワンマイル配送、空港での人員・貨物輸送に活用できるという。
試乗会では、6人乗りで直線時速10km、転回時には時速4kmで走行。座席を外すことで貨物用にも転用できるため、用途に応じたさまざまな活用が可能であるとしている。
また同社は自動運転車以外にも、コンパクトカー「Beastie」を展示。
フレームを3Dプリンターで製造したEV車で、原動機付きミニカーに該当する。省スペースで駐車できるサイズであるが、技術的には最高時速60kmの出力も可能なパワフルさを兼ねている。
同社の劉東 本部長は「3Dプリンターによる生産のため、小ロットにも対応できるのが最大の利点。積載重量も調整できるため、オーダーに応じたカスタマイズが可能」と述べた。

