東京流通センター(TRC)を拠点とする「平和島自動運転協議会」は1月22日、「自動運転走行ワーキンググループ(WG)」「循環型ラストマイル配送WG」に続く3つ目のWGとして、「フィジカルAIを活用した荷役WG(フィジカルAI荷役WG)」を発足させたと発表した。
<平和島自動運転協議会の取り組み状況とフィジカルAI荷役WGの概要>

フィジカルAI荷役WGは、自動運転技術と連動した物流現場のさらなる自動化に向け、AI・ロボティクス・センシング・デジタル制御など多様な技術分野の企業とともに、荷役自動化の実装モデルを作り上げるための開発プラットフォームとなることを目指す。
将来的には自動運転技術との連携により、荷役から搬送、バースでの積み降ろしまでをシームレスにつなぐことで、物流オペレーション全体の高度化につなげる。
第一段階として、各事業所での荷役作業の現状把握と課題のリストアップを行い、開発企業との接点を構築。荷役ロボットや自動搬送システムを“日本の現場にフィットした仕様”として開発できる場として、開発者視点の実装支援を推し進める。
協議会は、2025年12月にTRC建物内の自動運転走行WGと循環型ラストマイル配送WGを発足させており、自動運転走行WGは高速道路から一般道・物流施設内バースまで走行範囲を広げ、通信課題や管制システムを含めて検討。循環型ラストマイル配送WGは、羽田空港・高輪・品川を結ぶ自動運転配送ネットワーク構築に向けた技術・運用検証を進めている。
フィジカルAI荷役WGはこれらと連動し、シームレスな物流モデルの実現を目指すとしている。
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