TOMIN SAKE COMPANYは3月27日、急速冷凍技術を活用した「凍眠(とうみん)生酒」のシンガポール向けコールドチェーンモデル構築を発表した。
これにより品質保持の課題から海外展開が難しかった日本各地の酒蔵に対し、新たな輸出手法を提示し、ASEAN市場での展開を進める。
ことし2月13日には、在シンガポール日本国大使館主催イベントで同製品を公開し、現地での認知拡大を図った。
日本酒は通常、火入れにより保存性を高める一方で風味が変化するが、生酒は非加熱ゆえに保存が難しい。これに対し同社は、グループ企業であるテクニカンの液体冷凍技術「凍眠」により、生酒を瓶ごと急速凍結し、成分分離を抑制した均一凍結を実現。長期保管とフレッシュな風味の両立を可能にした。
解凍時も溶け始めから完全に溶けきるまで、温度の上昇や空気に触れ、時間の経過とともに変化する香りや味わいを楽しめるのが特徴だという。
