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ティーエルロジコム/土浦支店が「物流合理化努力賞」受賞

2011年06月29日/未分類

ティーエルロジコムは6月29日、土浦支店の改善事例「納品台車管理システムの構築による事務所作業時間の短縮」が「物流合理化努力賞」に選ばれたと発表した。

受賞した土浦支店の改善事例は、レジスターによる事務負担の軽減と誤出荷防止。事の発端は土浦支店顧客の大手スーパー、カスミ向け配送業務において、商品の車両積込み時の納品台車の取り違えの発生、配送後の納品台車管理の事務負担が大きな課題となっていた。

そこで、ドライバーの記憶に頼っていた積込み台数をシステムによる記録に改善することを目指した。

どの店舗へ何台の納品台車を積み込んだのかを記録、管理する情報システムを作れば簡単に改善できるが、他社事例では900万円以上の費用がかかる。何とかお金をかけない解決策はないかと探し続け、1台2万9800円のレジスターにたどりついた。

レジスターは入力と印刷ができる。商品を店舗に、金額を台数に読み替え、レシートを出荷明細書に転用。わずか15秒で入力できる仕組みが完成。データも事務所PCに取り込める。ドライバーと事務担当の両方の負担が大きく削減されたうえ、誤出荷の防止につながる改善が実現できた。

物流現場でのシステム化は、PCやサーバにハンディスキャナなどの周辺機器を組み合わせて独自開発するもの、それには高額な費用がかかるもの、という常識や思い込みを打破した改善事例であると自負している、としている。

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