マルハニチロ物流は8月19日、九州支社箱崎物流センターで省エネ活動の取り組みを発表した。
現在代替フロン全廃に向けた取り組みと事業全体で年間1億kWhも消費している電気量の削減を行うことで、温暖化の原因となっているCO2の削減につなげる。
そのためCO2の削減計画としてLED照明の導入と自然冷媒化への移行を2大テーマとして掲げ、LED照明の導入に関し、コスト面の優位と、性能や耐久性などフィールドテストを実施し、データ収集を行いながら導入計画中だ。
今年度、九州支社箱崎物流センターで全冷蔵室にLED照明を導入し、導入前は200Wの耐震電球を1000個以上使用していたが、全ての電球を14WのLED照明に変更することにより元の明るさを維持しながらも電力量が年間約9万kWhの削減、CO2排出量が年間約300tの削減と大幅な省エネ効果が見込んでいる。
今後、LED照明が主流となると見られることから、順次、物流センターに導入していく予定。