ティーエルロジコムは2月20日、地域医療振興協会より市立伊東市民病院(静岡県)の新病院への移転業務を受注し、2月末から4日間作業を行うと発表した。
<移転準備が進められている新病院>
入院患者の移送は、車いすやストレッチャー用の専用車両を用意し、容体悪化やストレスを防ぐためリハーサルを行い、待機や移動など病室外の時間を最小化するスケジュールで対応する。
市立伊東市民病院は、250床の総合医療施設で伊豆半島東部地区の基幹病院。施設の老朽化により、約700m離れた所に新病院が昨年11月に竣工、3月4日の開院に向け準備が進んでいる。
同社では、医療施設の移転は、取り扱いの難しい精密機器や大量の医薬品、さまざまな病状や容体の入院患者の移送に関するノウハウが必要で、昨年だけでも東京ベイ・浦安市川医療センター、上野原市立病院の移転を手掛けている。