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日本山村硝子/大阪工場を閉鎖

2013年03月11日/SCM・経営

日本山村硝子は3月11日、収益改善策として大阪工場(大阪府高槻市)の操業を2014年3月期に停止、閉鎖を決めた。

コアビジネスのガラスびん関連事業の需要が漸減、原燃料価格の高止まり、電力料金の高騰等が重なり、収益体質を確保するため、大幅な固定費の削減を図るもの。

ガラスびんの生産体制見直しとして、余剰生産能力調整のため国内にある4工場のうち大阪工場を閉鎖し、大阪工場にて生産している製品は、他の3工場に生産を移管する。

経営責任の明確化として、代表取締役社長の報酬を50%、その他の取締役の報酬を30~20%、執行役員の報酬を15%、それぞれ1年間減額する。

希望退職の募集等により、全社で100名程度の人員削減を図り、管理者の給与を1年間5%減額、2013年度の定期昇給を中止する。

施策により、2014年3月期は年間2億円程度、2015年3月期以降は、年間20億円程度の固定費の削減を見込んでいる。

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