三井倉庫は3月6日、タイで建設していた新たな物流施設が完成し、2月から本格稼動を開始したと発表した。
グループ全体として、急速に拡大するバンコク都市部向けの商品の流通や機械部品の物流の拠点として運営する。
このうち約1万5000㎡は、三井倉庫のタイ現地法人がバンコク都市圏を睨んだ消費財等の物流拠点として運営し、約4000㎡は、航空貨物事業を行っているグループ会社三井倉庫エクスプレスの現地法人が、機械産業などの部品物流対応の拠点として活用する。
タイのほか、インドネシア、中国、韓国などでも物流施設の新設・増設を進めている。これらの新増設がすべて完成すると、三井倉庫のアジアパシフィックでの物流施設規模は現状の33万7000㎡から44万2000㎡へと約31%増加する見込み。
■タイ新物流施設の概要
名 称 : MITSUI-SOKO LOGISTICS CENTER BANGNA Km.19
所在地:バンコクから東に約20km (空港に至近)
施設:延床面積計1万9098㎡
平屋建倉庫と2階建事務所
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増