JX日鉱日石エネルギーは6月5日、SKグローバルケミカルとの合弁会社ウルサン・アロマティックスが進めていたパラキシレン製造工場が完成し、商業運転を開始したと発表した。
世界最大級となる年間100万トンの生産能力を有する工場新設により供給能力を拡大し、アジアにおけるパラキシレン外販のトップメーカーとしてのプレゼンスを高める。
日本国内の製油所からパラキシレン原料を本工場に供給することで、製油所の高度化利用を推進する。
■ウルサン・アロマティックスの概要
所在地:大韓民国ウルサン広域市 SKグループウルサンコンプレックス内
設立:2012年6月
資本金:約4550億ウォン(約455億円)
出資比率 :JX日鉱日石50%マイナス1株、SKGC社50%プラス1株
事業内容:パラキシレンの製造
生産能力:パラキシレン100万トン/年
従業員数:15名