SBSロジコムは9月17日、東京都・墨田区の本社に役員と部長職以上の幹部社員約50名を鎌田社長が招集し、9月8日に発生した自社トラックが関係する死傷重大事故を受け、再発防止に向けた安全運行確認会議を開催したと発表した。
亡くなった2人の冥福を祈るとともに、1分間の黙祷を行ない、靍岡安全統括管理者(執行役員営業本部長)から改めて事故の発生から本日までの対応状況について総括を行った。
続いて、鎌田社長は、「事故原因は警察にて調査中ですが、私たちは、重大事故が起きたという現実を率直に受け止め、尊い命や大切なお客様の荷物を守るために、このような事故を二度と起こさないよう再発防止策に取り組まなければなりません。ただし、再発防止策に奇策はありません。もう一度、原点である運輸安全マネジメントに戻り、人の管理や組織風土や体制あるいはコミュニケーションといった安全に対する基本の見直しと徹底、強化をお願いします」と語った。
また、「安全対策とは安全に関わることだけをやればよいのではありません。将来に希望を持てる会社を目指すこと、そして、ひとり一人が仕事への誇りを持つことが、安全行動を支えるベースであることを忘れてはなりません。全員で危機感を持ちあらゆる手段を用いて事故防止に取り組んで行きましょう」と訓示した。
SBSロジコムは「事故原因の特定を待つことなく、安全運行にかかるルール、規則を再点検し、見直し、徹底することで、安全、安心な運行に努める」としている。
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