横浜港は3月14日、2017年の港勢を発表し、外内貿コンテナ取扱個数は293万個(5.3%増)になった。
外貿コンテナは 262万個(4.0%増)で、2年連続の増加となった。主な増加品目は、電気機械、完成自動車、自動車部品など。輸出入の内訳としては、輸出が140万個(5.6%増)、輸入は122万個(2.2%増)となった。
外貿コンテナのうち、トランシップコンテナは11万個、対前年比約2.7倍となり、2016年6月から19か月連続で増加した。
内貿コンテナは 31万個(17.7%増)で、2年ぶりの増加となった。主な増加要因の一つとして、苫小牧港、釜石港、八戸港等の北海道・東北との貨物量増加があげられる。移出入の内訳としては、移出が12万個(3.1%増)、移入は19万個(28.9%増)となった。
また、2017年の横浜港の外内貿取扱貨物量は、1億1487万トン(5.3%増)で、5年ぶりに前年を上回った。
コンテナ取扱個数は、外内貿合計で293万個(5.3%増)となり、東日本大震災以降、7年ぶりに前年を上回った。
外内貿取扱貨物量では、外貿貨物は輸出が3282万トン(7.2%増)、主な増加品目は完成自動車、石油製品など。輸入は4264万トン(11.3%増)、主な増加品目は原油、電気機械などだった。
内貿貨物は移出が1549万トン(5.9%増)、主な増加品目は石油製品、再利用資材などだった。移入は2392万トン(6.4%減)、主な減少品目は原油、石油製品などだった。