福山通運は4月2日、小丸交通財団が、在重慶日本国総領事館、貴州大学、広島大学と共催し、3月31日に中国の貴州大学(貴州省貴陽市)で第3回日本語作文スピーチコンテストを実施したと発表した。
福山通運は特別協賛している。
コンテストは、「人工知能と交通」というテーマで約50名からの応募があった。その中から優秀者6名がスピーチを行い、貴州師範大学3年の李雪勤さんが優勝し、小丸交通財団の小丸成洋専務理事より表彰された。
福山通運では、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に小丸交通財団を創立し、日本では小学校を対象とした交通安全教室の開催や交通事故防止のチラシを配布するなどの街頭活動を行っている。
海外では日本語の学習成果を発表する機会や日本との文化交流、交通安全意識の向上に寄与することを目的として、日本語作文スピーチコンテストを行っている。
貴州では2016年から開催しており、今回が第3回目となる。なお、中国では貴州のほか、上海、北京で、ベトナムではホーチミン、インドネシアではジャカルタにおいても日本語作文スピーチコンテストを実施している。
なお、2017年度は、今回のスピーチコンテストを含め、各国合わせて5回行っている。