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スズケン/国内新規参入の米製薬企業、一気通貫物流を受託

2018年05月10日/SCM・経営

スズケンは5月9日、子会社のエス・ディ・コラボは、2018年3月に製造販売承認を受けた米国アミカス・セラピューティクスの「ミガーラスタットに反応性のあるGLA遺伝子変異を伴うファブリー病」を効能・効果とする「ガラフォルド カプセル 123mg」について、メーカー物流をはじめ、卸物流である医療機関への販売までの流通業務を、一気通貫で受託したと発表した。

受託業務は、メーカー物流としての保管管理と医薬品卸会社までの輸配送、製品特性に応じた対象医薬品の国内流通(卸物流)、使用成績調査の支援。

受託業務開始予定日は5月下旬から。

アミカス・セラピューティクスが日本に新規参入するにあたり、スズケングループが持つメーカー物流から卸物流までの一気通貫流通機能とこれまでの受託実績を評価され、受託することになった。

エス・ディ・コラボでは、2005年の創業以来、製薬企業が抱える国内流通に関するさまざまな課題を解決し、多くの製品の上市(初めて市場に出すこと)支援を行ってきた。

グローバル企業が求める厳格な品質管理基準に対応するなど、培ってきた経験やノウハウを生かし、製品特性に応じた流通を実現してきた。

その結果、この件も含め現在までに、メーカー物流(治験薬物流含む)においては47社、希少疾病用医薬品流通においては16社26製品の受託実績がある。

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