阪和興業は1月11日、インドネシアのスラウェシ島で、二次電池材料となる高純度ニッケル・コバルト化合物の新工場建設に着手した。
新工場は、同社が8%を出資しているQMB NEWENERGY MATERIALS CO.,LTD.の拠点で、2020年4月に稼働予定。
車載用・蓄電池用リチウムイオン電池の正極材向け主原料である高純度ニッケル・コバルト化合物について、ニッケル純分で年間5万トン、コバルト純分で4000トンの生産を計画している。
■新工場の概要
所在地:TSINGSHAN PARK, CENTRAL SULAWESI PROVINCE, INDONESIA(青山鋼鐵インドネシア工場園区内)
生産品目:二次電池向け高純度ニッケル・コバルト化合物等
年産予定数量:ニッケル純分5万トン、コバルト純分4000トン、その他
稼働予定時期:2020年4月