海運・ロジスティクス分野のプラットフォーム開発を手がけるmaruFreight社は1月8日、船舶と貨物の最適マッチングを実現する新たな海運プラットフォーム「maruFreight」のサービスを開始した。
このプラットフォームは、海運とサプライチェーンの最適化を実現するデジタルマーケットプレイスで、欧米の海運市場が主なターゲット。
荷主が最適な船舶を見つけることを可能にする一方、船会社も配船業務効率化、新規顧客開拓を容易に行うことが可能となるなど、荷主・船会社双方の要望に応えるプラットフォームとなっている。
maruFreightでは、今回サービスを開始する運賃交渉のマーケットプレイスに続けて、今後もプラットフォーム機能の拡張を行っていく予定。
Antonio Brizzo CEOは、「今日は海運産業にとって記念すべき重要な日だ。最新技術とリアルタイムインフォメーションにより最適化されたデジタル体験を提供、従来の複雑な用船プロセスを効率化するmaruFreightプラットフォームを提供できることを誇りに思う」とコメント。
また、下薗和幸EVP兼COOは、「maruFreightの目的は、技術とデータを活用してユーザーの用船業務効率向上、意思決定をサポートすること。我々はより構造的なデータ解析を行える技術の活用、製品開発に集中することでこれらの機能を実現している」と語った。