商船三井ロジスティクスは2月14日、ベトナム法人のMOL Logistics(Vietnam)が、ベトナム北部のハイフォン市に新設した「ハイフォンロジスティクスセンター」の開所式を行ったと発表した。
ハイフォンロジスティクスセンターは、ベトナム国内12か所目の拠点。ハイフォン港近接のディンブー工業団地に隣接し、2018年5月に開港した大水深港のラックフェン港にも近く、北部の主要な交通網とハイフォンとを結ぶ至便な立地に位置する。
倉庫は面積6000m2の高床式で、ドックレベラーを完備。北部最大の港湾都市・ハイフォンに新倉庫を開業したことで、今後は設備投資に伴う物流需要や保管・配送など、さまざまな物流ニーズに対応していく。
商船三井ロジスティクスの東郷修平社長は挨拶の中で、「このハイフォンロジスティクスセンターの開所式を新たな節目とし、ベトナム国内物流のさらなる強化を図り、これまで以上に一層の努力を重ね、国際物流と合わせたトータルロジスティクスをより良いサービスで提供していく」と述べた。
■ハイフォンロジスティクスセンター概要
住所:Warehouse K2, at Dinh Vu Service area in Dong Hai 2 ward, Hai An district, Hai Phong City, Vietnam
総床面積:6000m2
機能:一般倉庫、保税倉庫、CFS倉庫
主要設備:トラックドック30基(ドックレベラー15基)、高床ホーム、監視カメラ、換気用ファン
業務開始:1月1日
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