Hacobuは4月25日、IoTとクラウドを統合した物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」上で提供しているバース管理ソリューションに、新機能を追加したと発表した。
拠点管理者向けでは、バース管理マスタの拠点情報管理でドライバーへの通知を対象機能別に制御できるようにし、拠点情報管理画面でチェックを外した対象機能について、予約情報にドライバー携帯電話番号やメールアドレスが入力されていてもSMSやメールが送信されないようになった。
この機能が追加されたことで、対象機能で「呼出」をチェックしていても、SMSのオプション契約がない拠点では、予約情報にメールアドレスが入力されていないと受付状況とバース表予約カード詳細画面の「呼出」ボタンが無効化される。
予約者向けでは、バース管理マスタの予約者会社管理でドライバー通知を予約先の拠点ごとに制御できるようにした。これにより、予約者会社管理画面でチェックを外した対象拠点については、予約情報にドライバー携帯電話番号やメールアドレスが入力されていてもSMSやメールが送信されないようになった。
このほか、受付マニュアルを改訂してさらなる充実を図るなどの改善を行った。
MOVOのバース管理ソリューションは、入荷・出荷車両情報の事前共有や、バースへの予約枠の自動割当、予約機能と受付機能の連携が可能で、専用機器やアプリのダウンロードなどが不要で利用できる。
新機能は、より柔軟にバースを管理・運用したいというユーザーの声をもとに開発したもの。Hacobuでは、今後もユーザーの声を参考に機能を強化していく方針。