ハクオウロボティクスは3月31日、自動フォークリフト(AGF)「AutoFork」にて、キャッチ&リリース機能の提供を開始した。
キャッチ&リリース機能は、「AutoFork」の運搬に際し、長距離搬送を「AutoFork」に任せ、始点と終点を人が対応することで、現場の変化に柔軟に対応する搬送方式。
作業者が始点で「AutoFork」をマニュアル操作し、パレットを持ち上げた状態で所定の位置から自動搬送を開始。すると、「AutoFork」はルートを自動走行し、荷下ろし場所付近の目的地点まで搬送を行う。終点では、作業者がマニュアル操作へ切り替えてパレットを荷下ろしする。
終点側の作業者が荷下ろしを終えた後、再び所定の位置から自動搬送を開始することで、荷積み地点付近の目的地まで自動で走行。これにより、人の作業による柔軟性と自動搬送の効率性を生かした運用が可能となる。
物流倉庫や製造工場では、長距離搬送の経路がほぼ一定であるのに対し、パレットや荷網の置き場が日々変化するケースが多く見られる。これまでの自動搬送では、荷物の取得位置と荷下ろし位置を事前に設定する必要があり、日々変化する環境に対応できず、自動化の導入をあきらめてしまうケースもあったという。
これを受け、状況が変化する現場でも柔軟に運搬が可能になるよう、今回のキャッチ&リリース機能の提供を開始するに至ったとしている。
<操作の様子をまとめた紹介動画>
キャッチ&リリース機能は「AutoFork Lite」「AutoFork Standard」の両機種で、標準機能として提供され、プレイバック機能と組み合わせることで、現場の運用に応じた柔軟な搬送シナリオの構築が可能となる。なお、この機能は現在β版として提供しており、実運用を通じて継続的な改善を進めていくとしている。
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