LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

東京海上・オムロン/「新型自動車盗難防止システム」を共同開発

2001年06月11日/未分類

東京海上火災保険株式会社とオムロン株式会社は、これまでにない高機能を満載しかつ低廉な新型自動車盗難防止システムを、この度、共同開発した。
「自動車盗難防止システム」は、昨年10月にオムロンがスタートしたM2M(マシン・ツー・マシン)ビジネスの一環として、「M2Mセンター」をソリューションの中核に位置づけ、車載機や携帯電話を有機的に接続することによりこれまでに無いネットワークバリューを提供したもの。
従来から、車載機とユーザーの携帯電話や警備センターを直接接続してユーザーに盗難や位置情報を提供するものはあったが、今回開発のソリューションは「M2Mセンター」の働きにより個々の車載機からの情報を統合して全く新しい価値を策定した。
具体的には、誤作動を低減する「パッシブセーフティ機能」、通報のみならず自動車の遠隔操作をも可能にした「アクティブコントロール機能」等をユーザーに提供する。
既に他メーカー市販の商品で採用されている機能に加えて、新たに両社が特許出願した新しい機能も数多く盛り込まれる一方、今何よりも求められている装置の普及促進のために、価格帯は類似機能の他商品の1/10程度を予定する画期的なものとなっている。
最近の自動車盗難犯罪は急増の一途をたどっており、警察庁の統計によれば2000年は5万6千件と3年前の1997年比で163%、ここ数年は毎年20~30%のペースで増加する勢いを見せている。
特に窃盗団による組織犯罪は目に余るものがあり、このままでは日本の安全神話すら崩壊しかねない状況です。自動車盗難の急増は、盗難車による二次犯罪を誘引し、さらには海外のように盗難補償の引受け手がなくなったり、自動車保険料の上昇をもたらすなど、自動車保険契約者全体の不利益にも繋がりかねない問題といえます。そこで、東京海上、オムロンが自動車盗難問題解決のために共同で盗難防止装置を開発した。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース