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ロケーション・エージェント/定訪問介護事業を主としたタクシー配車/管理システムの実証実験を北海道にて開始予定

2001年08月08日/未分類

(株)ロケーション・エージェント(東京都港区、島 健一社長)は、ホームネット(株)(東京都新宿区、江崎 眞一社長)、光星ハイヤー(株)(北海道札幌市、大本 潔社長)、山崎自動車工業(株)(北海道江別市、山崎廣志社長)、(株)大一ハイヤー(北海道帯広市、大須賀 眞太郎社長)の5社と無線ネットワークを利用した(介護)タクシー配車/管理システムの実証実験を開始した。
実験内容は、NTTドコモのネットワークを利用し、DLP(DoCoMo Location Platfoamの略で位置情報の仕様規格)対応GPS端末(日本無線製)を介護タクシーに装備し、利用者より配車依頼があった際にタクシー会社のセンター側で最寄の一番近い空車の介護タクシーを配車するというもの。
従来のタクシー配車/管理システムは、車載専用端末を使い、センター側のシステム構築等も必要としていたが、今回のシステムは、設置場所等を選ばない汎用性のある小型GPS端末を使用し、ホームネットが開発したASPサーバーを介して全国のタクシー会社がそのサービスを利用出来る、タクシー会社側は、通常のパソコンさえあれば利用可能であり、余り費用を掛けずに動態管理のシステム導入を検討しているのタクシー事業者にはメリットが大きい。
また、DLPの位置情報プラットフォームを利用することにより、GPSは勿論PHSの位置情報も利用出来るので、徘徊高齢者探索に利用されている位置情報端末(P-doco Mini等)の位置も、タクシーの位置と同時に表示が可能なので、介護サービスを行うタクシー会社にとっては、車輌配車管理だけでなく徘徊探索・緊急通報等のサービスも端末や方式に限定されずに簡単に利用出来るというのも特徴。
NTTドコモなどが設立した位置情報サービス会社、ロケーション・エージェントは、位置情報及びASP支援機能を提供し、ホームネットは、主に指定訪問介護事業を行っているタクシー事業者(介護タクシー)向けにASPサーバー及び端末を提供し、光星ハイヤー、山崎自動車、大一ハイヤーは、実験フィールドにてオペレーション及びモニタリングを行う。実験期間は、8月31日まで、札幌(光星ハイヤー)・江別(山崎自動車)にて実施し、8月20日より9月30日まで、帯広(大一ハイヤー)にて行い、ネットワークシステム、端末性能、タクシー事業者側センター機能、サービス機能等の検証を行い、本年秋のサービスインを目指す。

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