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日商岩井/物流子会社を統合し「日商岩井ロジスティクス」を設立

2001年09月03日/未分類

日商岩井(株)は、エヌアイロジスティクス(株)(東京都港区、諸星廣明社長)とエヌエスシー・ロジスティクス(株)(東京都港区、阿部徹社長)を10月1日で統合し、「日商岩井ロジスティクス(株)」へ社名変更する。
新会社の資本金は1億4 390万円で、資本構成は日商岩井グループ95%、センコー(株)5%となり、将来的には国内外で戦略的アライアンスを組み、外部資本の導入も目指す。
エヌアイロジスティクスは1986年に設立され、日商岩井からの輸出入貿易の受託業務を中心に海上・航空貨物輸送を行なっている。一方、エヌエスシー・ロジスティクスは1998年に設立され、食料品の共同配送、量販店向けの商品の保管・配送等の3PL事業を行なっている。
日商岩井は、新会社を関係会社グループの物流サービスにおける戦略的中核会社と位置づけ、エヌエスシー・ロジスティクスの3PLおよび共同配送のノウハウを広く他の日商岩井グループの事業分野にも活用し、国内物流取引の業容拡大をめざす。
また、戦略的パートナーとしてセンコーを新会社の株主に迎えることにより、同社の持つ物流技術および倉庫等の物流資産と日商岩井の持つ商流の組み合わせにより、 新規ビジネスの開発を図る。
日商岩井では、総合商社の機能を活かした新しいビジネスモデルとして、情報技術(Information Technology)、金融技術(Financial Technology)、物流技術(Logistics Technology)の各分野での特化を進めている。情報技術分野、金融分野ではそれぞれアイ・ティー・エックス(株)、日商岩井エフ・ティー・エックッス・ホールディングス(株)を設立しており、今回設立する日商岩井ロジスティクスは、物流技術分野での立上げという位置づけになる。今後も各分野での技術を駆使して、商社ならではの活動を積極的に展開していく。

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