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国土交通省/RFID技術応用による航空手荷物管理システムの実用化に向けて国際実証実験

2001年09月13日/未分類

国土交通省は、「RFID技術応用による航空手荷物管理システムに関する調査研究会」を設置しているが、同研究会の調整のもとで、9月17日(月)~23日(日)の間、香港・シンガポール(チャンギ)・成田・バンクーバー・サンフランシスコで、国際実証実験を行う。
本実験においては、我が国の印刷技術を活用した回路印刷方式を採用して大幅な低コスト化を目指すRFIDタグと、書き込み容量の大きい規格のRFIDタグを使って技術面・運用面の詳細な検証を行うこととしたものです。
RFIDタグの実用化は航空手荷物のみならず国際航空貨物等の追跡管理、誤仕分け防止、セキュリティの向上などといった面への効果が期待されている。
現在、航空手荷物の管理にはバーコード方式のタグが用いられているが、IATA(国際民間航空連盟)にてセキュリティの向上、ロストバゲッジの削減・手荷物管理の効率化等の観点からRFID(媒体に電波を用いた移動体識別)技術の適用検討が進められている。
すでに運用環境基準の設定が終了しており、諸外国において公的な機関も関与しつつ、RFID技術の早期実用化に向け実証実験が行われ、RFIDタグの認識率は現状のバーコードの認識率を遥かに上回ることが確認されているが、RFIDタグのコストが大きいこと等の問題により、実用化は進んでいなかった。

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