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キュリオシティ/常時接続時代対応の新オークションサービス開始

2001年10月08日/未分類

インターネットショッピングポータルサイト「キュリオシティ」(http://www.curio-city.com)を運営する(株)キュリオシティは10月9日に、常時接続時代に対応した全く新しいインターネットオークションを立ち上げる。
同社は従来のブラウザを中心としたインターネットオークションに加えて、ユーザーのPC画面上に常時に駐在しオークションの内容を刻々と表示できる機能をもった「キュリオオークションホットライン」というシステムを開発した。
同システムは、ユーザーが自分の関心があるオークションアイテムのみを常時観察できると共に、タイミングよく応札等の対応ができるようになる利便性を提供し、今後ADSLやCATVインターネットのように急増することが予想される常時接続ブロードバンドにおける新しいコマース・コンテンツシステムとしてサービス提供を行っていく。
キュリオシティは、今回開始するオークションサービスにおいてこの新システムのほか、オークション参加者に付与するマイレージプログラムや、顧客間の取引の安全性を考慮した仕組みや、画期的な評価システムを導入する。オークションのシステムは、株式会社 エーティーエルシステムズ(本社:山梨県甲府市、内藤治生社長)の独自技術であるJAVAによる基幹システムを採用し、多量の入札などにも耐えられるシステムを構築した。
特に、この入札者・落札者を評価する「電子商取引評価システム」は、実際に行われた取引の評価についてできるだけ客観性を持った形での評価となるような機能を実現した仕組みであり、従来のオークションにおける評価システムとは全く異なり、緻密に作られており、この「評価システム」を用いて、取引に参加する企業・個人等、組織の大きさにかかわらずインターネット取引における参加者の「信頼度」をはかる尺度として、業界標準として確立する戦略をもつ。
キュリオシティは、従来のショッピングモールやコミュニティ運営等に加えてこれらの新しい試みのシステムを用いて、多くの企業に対してオークション取引の場を提供するだけではなく、ブロードバンド・常時接続により消費者へ常に接続している経路を創ると共に、新評価システムによりネット社会における新しい信頼性の尺度を作りつつ企業と消費者の橋渡しを構築する考え。例えば、ユーザーの動向等が詳細にわかる常時接続の特徴をいかし新しい「評価システム」と連動し、マーケティングデータを取得することが可能である。
こうした可能性に賛同する企業が多く、千趣会をはじめ、既にモール参加の約1000社の企業が参加予定。特に、千趣会からは特徴ある商品の出品を受けると共にマイレージの交換を可能にし、協力して推進していく予定。
キュリオシティについて
1995年よりEC事業を手がける三井物産株式会社の事業組織を、2000年3月に分社化したベンチャーカンパニー。ショッピングを中心に、フリーメール・ページャー・地域情報・カレンダー・グリーティングカード・掲示板等のサービスを提供。
現在、三井物産、三井住友銀行、千趣会、大阪ガスグループ等から出資を受けている。

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