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商船三井/世界各港代理店とのインターネット精算システム"molagent.com"を導入

2001年10月08日/未分類

(株)商船三井は来年3月、世界各港で発生する不定期船の港湾諸費用(港費、荷役費など)を、インターネットを利用し精算するシステムを開発・導入する。
同社運航の、不定期船に係る世界各港での港湾諸費用(港費、荷役費等)を、インターネットを利用したシステムを介して、各港代理店と精算するもので、日本国内の主要代理店へ導入し、続いて海外に展開する。
商船三井システムズ(株)が開発し、ファンド(仮払金)の支払いから最終精算まで、代理店との間に発生する多数の精算業務を一貫してインターネット上で行うもので、業務の集中管理と迅速化を促進させる。
現在、不定期船の寄港に際しては、都度必要なファンド(仮払金)を代理店に送金、寄港後に勘定書 を入手しバランスの精算を行っている。この精算業務は、世界各地から勘定書を本社または支店に集めその内容を監査し、データをシステム登録の後実行しているため、完了するまで数ヶ月を要するのが一般的になっている。
新システムでは、ファンドの請求・精算業務とも、必要な情報を代理店がインプットすれば、瞬時 に当社に届く。このため、従来数ヶ月かかっていた業務を1ヶ月程度で完了することができるため、代理店側でも早期に最終精算できる。
同社においては、、システム登録を代理店が行うことによる業務の合理化はもとより、世界単一フォーマットで港湾諸費用を集中管理することにより、よりいっそう厳密なコスト管理を実現する。
なお、本システムにおいては、ユーザーID・パスワードといっ た認証機能に加え、相手先代理店の銀行口座などのマスター管理を徹底し、セキュリティに万全な対応を行う。

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