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NTT-X/企業情報ポータルサイト構築ソリューション「コーポレートgoo」を提供開始

2001年11月26日/未分類

(株)NTT-Xは、平成13年12月より、イントラネットやエクストラネットを構築しているものの情報共有が活性化していない企業や、企業間取引(BtoB)の分野で販売代理店・顧客に対してWebをうまく活用できていない企業・団体向けに、企業情報ポータルサイト構築トータルソリューションサービス「コーポレートgoo」を提供開始する。
背景
企業内外に散在する情報・知識・アプリケーションを統合・編集した"企業情報ポータル"は、業務に必要な情報への的確なアクセスと情報共有を実現し、企業活動に従事する個々人の労働付加価値を極大化させ、企業の生産性を向上させる。
企業情報ポータルには、検索エンジンやコミュニティを基盤機能とする「ポータルサイト的要素」と、人材育成やナレッジマネジメントのための「e-ラーニング的要素」が不可欠だが、同社は、その両方を自らのメディア事業として提供している唯一の企業で、「コーポレートgoo」に、国産最大のインターネットポータルサイト「goo」と、国内最大規模のe-ラーニングプログラム「E-cube」の技術・ノウハウ・コンテンツ・サービスを適用している。
サービス概要
「コーポレートgoo」は、以下の要素で構成されるソリューションサービス。
(A) コンサルティング
企業情報ポータル導入前の問題点抽出・分析から、ポータル設計、運用方針策定、最適な活用形態のチェック及び事業戦略へのフィードバックまで、高付加価値コミュニティ形成の豊富な実績に基づいたコンサルティングを一気通貫で提供する。
特に、gooの編集で培ってきた「情報を統合、集約して見せるノウハウ」や、E-cubeで培った「人材開発戦略と密接にリンクした社員教育ノウハウ」をいかすことで、毎日使ってもらえる企業情報ポータルを構築する。
(B) ソフトウェア
企業情報ポータル構築のベースとなるソフトウェアは、gooやE-cubeで培った確かな技術・優れた機能を実装しており、高いパフォーマンスを実現。
・gooで練磨してきた"ロボット型検索エンジン"が、企業内外に散在するリソースを自動収集・整理・データベース化し、高精度な情報検索を実現。
・デスクトップ生成機能、パーソナライゼーション機能、シングルサインオン機能、情報フィルタリング機能、およびgooやE-cubeのコンテンツを活用するための「スクリプト」を標準機能としている。
・掲示板システムなどの、コミュニティ構築機能
・HRMやe-テスティングなどを実現する、各種e-ラーニングプラットフォーム
C) コンテンツ及びツール
企業情報ポータルでは、社内情報や営業日報だけでなく、株価情報や業界動向など業務上必要な外部コンテンツを、同一画面で利用者にわかり易く、簡単に入手できる環境を提供したいとこころですが、現状では、コンテンツ及びツール類の調達に際して、個別に著作権問題や価格などの条件を交渉しながら調達するために、莫大な時間とコストを浪費している例もある。
「コーポレートgoo」は、gooニュース等の「コンテンツ」や、辞書や路線検索などの「ツール」、さらにはE-cubeの最高品質「e-ラーニング教材」までを、アラカルト形式で選択し、コンテンツパッケージとして提供する。
gooやE-cubeのコンテンツやツール類を、単なるリンクではなく、パーソナライズ/コーポレートナイズした形で利用できる。
(D) システムインテグレーション
ポータルサイトやコミュニティサイト、e-マーケットプレイスや各種ワークプレイス構築に関する豊富な実績や、EAI(Enterprise Application Integration;レガシーシステムをはじめとする既存アプリケーション、システムとの連携ソリューション)の実績をベースに、顧客に最適な構成・形態の企業情報ポータルをシステムインテグレートする。
活用シーン
「コーポレートgoo」は、企業内への導入だけでなく、企業が顧客やビジネスパートナーに公開するポータルサイトの構築も対象としているので、企業間 (BtoB) 取引の多い企業の業務効率化、顧客囲い込み、取引先・販売代理店との連携強化など、ニーズに合わせ様々に活用できる。
しかも、公開する情報はアクセス者によって個別に設定・加工できるため、例えば、経営トップがアクセスできる情報と、社外の販売代理店に公開する情報を、1つのシステムで統合管理することができる。
提供方法および価格
社員2 500人規模を対象にしたBtoE(企業-従業員間)ポータル構築の場合、初期費用は1 300万円から、クライアント数は無制限で提供する。コンテンツパッケージの利用などのランニングコストは、1IDあたり月額500円程度になる。(導入規模や利用コンテンツ、機能等により異なる。)
5. 今後の展開
コンテンツやツール類などのラインナップ強化や、提供形態の多様化(ASP等)を検討し、今年度に5億円規模、平成16年度には関連する事業収入も合わせて50億円規模の受注を目標としている。また、社長訓話や製品解説ビデオなどをストリーミング(動画)で配信するといった"企業情報ポータルのブロードバンド対応"にも、11月20日にオープンさせたばかりの「gooブロードバンド」(http://bb.goo.ne.jp/)の成果を応用し、開拓していく。

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