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住友商事/食品物流センター事業に参入

2001年12月09日/未分類

住友商事(株)は、(株)西友の子会社で、国内唯一の惣菜ナショナルチェーン会社である(株)若菜から千葉県全域(及び東京、埼玉、茨城の一部地域)の物流センター業務を一括受託し、高度かつ迅速な物流技術を要する食品分野でサード・パーティー・ロジスティクス(3PL)事業に進出した。
千葉県浦安市に三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)管理システム完備、24時間365日運営体制の食品専用物流センター(約1000坪)を自社保有し、100%出資3PL子会社のオールトランス(株)が、2002年2月から若菜の顧客83店舗向けにサービスを開始する。
オールトランスは、入出庫・在庫管理、仕分、保管、品質管理、返品処理等の庫内作業から、携帯電話を使った在庫補充勧告情報の提供、カスタマーサービス、小売店への配送業務に至るまで、若菜の物流センター業務の一切を請け負い、3年後に5億円の売上高を見込んでいる。
住友商事は、今回の受注を契機に、他の食品メーカー、外食チェーン等へも積極的な営業活動を展開していく。
背 景
住友商事は、97年のオールトランス設立以来(99年に関西オールトランスを設立)、米カジュアルウエアのエディー・バウアー・ジャパンやテレビショッピング専門チャンネルのジュピター・ショップチャンネルから物流センター業務を一括受託するなど、アパレル、ジュエリー、化粧品、雑貨等の分野で3PL事業を推進してきた。
今回の若菜からの受注は、これまでの3PL事業実績と事業ノウハウに基づく物流改善提案が同社から高く評価されたものであり、これを契機に、住友商事は最高度の物流技術を要する食品分野へ進出し、最大マーケットである同分野を戦略的に取り込んでいく。

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