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松下電工/高感度型GPS関連商品を本格展開

2002年03月14日/未分類

松下電工(株)は、米サーフ・テクノロジー社と共同開発をすすめている高感度型GPS技術を利用したパーソナル・カーセキュリティ用GPS端末の本格的な市場参入を図る。
テロ・ストーカー・車両盗難などセキュリティに対するニーズは益々高くなっており、同社ではサーフ社にて3月に新開発された低消費電力型GPSチップである「SiRFstarIIe/LP」を利用した高感度型GPS関連商品の開発を強化する。
またサーフ社に対しこのたび戦略パートナーとしての出資を実施し、グローバル市場においてサーフ社と協力して需要開発を図る。[GPS関連商品の販売目標:120億円/年(2003年)]
低消費電力型のGPSチップ(チップ自体の消費電力は従来品SiRFstarIIe比約50%)を使用したGPS関連商品をPDAなど携帯型情報機器とセットして使用した場合、これらの機器がより長く使用可能となる。
今後の商品開発予定
(1) 通信一体型GPS端末(単独高感度測位方式、又はネットワーク測位方式)
より高感度・高性能のネットワーク測位方式、又は単独高感度測位方式を使用した通信一体型GPS端末については、既にパーソナル・セキュリティ、徘徊検知用などとして試験運用を開始しているが、緊急通報用(通報釦付)と第三者位置検索専用(釦なし)の2タイプを計画しており、今秋発売を予定している。
(2) CFカード型GPS受信機(単独高感度測位方式、低消費電力型)
昨秋発売した単独高感度測位方式の第1弾商品である高感度CF(コンパクト・フラッシュ)カード型GPS受信機の低消費電力型であり、2002年6月頃に OEM供給開始の予定。PDA・PCなどに使用し、パーソナル用途(パーソナルナビ、アウトドアなど)、ビジネス用途(観光案内、営業管理など)に利用できる。
(3)SDカード型GPS受信機(単独高感度測位方式、低消費電力型)
GPS受信機の内蔵モジュールの更なる小型化と低消費電力型チップの活用により、更に小型化を図ったSD(Secure Digital)カード型GPS受信機の開発に着手しており、今秋発売予定。この小型化により、PDA・PC用などだけでなく、デジタルカメラ・デジタルビデオカメラなどへの需要拡大を図る。

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