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SAPジャパン/テンプレートの活用により中堅企業開拓に本格展開

2002年03月18日/未分類

SAPジャパン(株)は、SAPソリューションの導入期間短縮と導入コスト削減を目的として、中堅企業に対して「ソリューション・テンプレート(ひな型)」を提供していく。
ソリュー ション・テンプレートは、多様な業種・業態に対応しており、パートナー企業との協業によって、SAPジャパンは中堅企業向けを中心に幅広 く展開していく。
同社のアライアンスマネージメント本部内にこの活動を行う専任部署として「ソリューション・テン プレート・センター」という新組織を設置。同センター活動の第一弾として、「BMI:IT産業向けR/3モデルシス テム(SAP Business Model for IT Industry)」を、パートナーとの協業によりソリューション・テンプレートとしてパッケージ化し、SAP導 入の短期化を推進していく。
展開の対象となるのは、特にシステムインテグレータと呼ばれる、プロジェクト管理などの受託開発を主要 業務とする中堅企業。
SAPジャパンは従来、①『BMP:製薬業界向け基本モデル(SAP Basic Model for Pharmaceuticals)』や②『SAP HRコンビニエン スパッケージ(日本固有人事・給与の事前セットアップモデル)』などを出荷してきましたが、今後さらにテンプレート化を推し進め、他の業種・業態向けのソリューション・テンプレートを開発していく。
自動車部品業界向けソリューションモデル
地方銀行向けソリューションモデル
設備保全系企業ソリューションモデル
独立行政法人向け会計ソリューションモデル等々
SAPソリューションの導入に際し、投資効果を最大化するには導入目的を見極め、短期間かつ効率的に導入することが必要。
一方で、顧客の企業規模や業種、業態によって導入における業務要件が異なるため、導入コンサルタントのノウハウや経験によって、 導入期間に差が出るケースがあった。
今後SAPジャパンが提供するソリューション・テンプレートによって、日本における同様の業種・業 態の導入ノウハウをパッケージ化し、これをパートナーに幅広く提供することにより、実績ある高品質なソリューションを中堅企業向けに短期間かつ最適化したコストで導入することが可能となる。
ソリューション・テンプレート・センターはまた、既にSAPソリューションの導入実績のあるパートナー企業が開発したソリューション・テンプレート の情報を収集・公開するとともに、顧客のニーズに沿ったソリューション・テンプレートの開発促進・支援を行っていくと同時に、ソリュー ション・テンプレートを介したパートナー企業とSAPジャパンの協業体制を強化するほか、パートナー企業同士の協業体制構築(パートナ・エ ンゲージメント:パートナー間の協業)を促進する。
これら実際の導入事例をもとに開発されたソリューション・テンプレートの提供により、これまで以上に導入にかかる期間短縮とコスト削減が 実現できるうえ、導入プロジェクトの品質向上、リスク低減も図れるため、とりわけ中堅企業の顧客に対して大きなメリットがある 。

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